めじるし。

右側の、ふたつめの星を朝までまっすぐ。

同時多発的私信(おつかれさまでした!)とLi:d tech観察記

春はいつも。
変わり目の季節。
毎年のことなのに、この時期はいくつになってもなんだか心がざわざわします。

自分自身には大きな変化はないときだって、まわりではなにか必ず動きがあったり。

この時期に、桜が咲いてはらはらと散るのにも、また意味があるのかなぁ、なんて。
このざわざわと落ち着かない気持ちを桜に投影してしまうのは、私だけでしょうか。

2013年の春に、Li:d tech*1のメンバー(id:kitone)が、またひとつ、大きな節目を迎えたみたいです。

私は正規メンバーではなくオブザーバーという楽ちんなポジションだったため、ほとんど何も貢献していませんが、仕事・プライベート両面での彼らの活躍をいつもそっと(?)見守っていました。

そんな立場からではありますが、いつものメールのノリとウェブに公開されるこういう場でのノリの使い分け*2がうまくできているか自信がないのですが、まずは、純粋に「おつかれさまでした!」と言いたいです。

個人的にも、この2年の間の彼のお仕事にはすごくお世話になったなぁ、と思います。
以前からCAのことは頼りにしていたし、個々の記事の内容もさることながら、全体としての積み重ねはこの業界の動向のlog的な意味合いとしても非常に重要な事業ではないかと思います。

けれど、以前はただ漠然と、受け手としての立場でそのサービスを享受していたわけですが、その裏側でどういう風に情報収集して発信に結びつけているのか、とか、その大変さや必要とされるアンテナの高さについて意識したのは、彼のがんばりを(全部はわからないなりに)みせてもらったからだなぁ、と思います。

CA1788 - カレントアウェアネス・ポータルのいまを“刻む”:情報収集活動と未来へのアイデア / 依田紀久, 林 豊, 菊池信彦
http://current.ndl.go.jp/ca1788

誰にでもすぐにできることじゃないと思うし、それを2年という長いようで短い期間にやりこなしていたのも純粋にすごいなぁ、と思います。

Li:d techができたとき、ちょうど私は別の英語文献輪読グループに入れてもらっていて(without techな方。)そのメンバーでもあった彼がtechな輪読をするというのを聞いたときに、内容としてはたぶんついて行けないけど興味はあるし、何よりも、彼らがどういう風に運営していくかということを見習わせてもらいたいな、という気持ちがあったので、オブザーバーとして、MLに追加してもらったのでした。*3

オブザーバー=観察者ということで、ここで、ちょっと話はそれますがいい機会なのでLi:d techを観察して思ったことを少し。

B面的な話題も適宜盛り込みつつ、円滑に分担や段取りが決まっていき、いいチームだなぁ~、これって「進め方」もさることながら、この3人のバランスと関係性のたまものかもしれない・・・などと観察していました。
こんな男の子同士のチームの中に入っていくなんて、私はもしかしてお邪魔虫だったかな・・・なんて思ってしまうくらい、本当に絶妙なバランスのトリニティ。


なんだかいつも先陣を切っているような、目を見張る機動力と切れ味鋭い適確なコメント力を持ちながら、かわいさを忘れない林さん。
野望は大きく、でも水面下で粘り強く、一見するとふわふわと無重力空間を進んでいるような軽めのフットワークのように見えてポイントポイントで締めてくれる長屋くん(リーダー??)と、抜群の安定感とレシーブ力の大谷さん。大谷さんのコメントにいつも落ち着いた優しさと包容力を感じます。


人見知りなのもあり、最初はひっそりとほんとにほぼオブザーブしていただけだったのですが、同年代のよしみで(?)うっかり横道の話題にくいついたり*4していくうちに、ぶっちゃけすぎてML過去ログが公開不能、、、などと言われてしまったり(^^; ご、ごめんなさい。。。


Li:d techもLiteに変わって(?)からを入れてほぼ2年ですが、みんなその間それぞれの場所でそれぞれの道を歩んでいるのを見ていると、ことあるごとに自分も頑張ろう!といつも刺激と勇気をもらっています。

私自身は職場にあんまり同年代がいなかったこともあり、どういう方向性を目指していいのか悩んだり、それこそ真剣に転職を考えたりもしたけれど、なんとかくじけずにここまでやってこられたのはLi:d techのおかげなところがほんとに大きいです。

みんなバラバラな土地で、バラバラなバックグラウンドで、でも同年代で同じ職種で。不思議なご縁です。

本当に、距離は離れていても。
一緒にこの業界で生き抜いて、30年後くらいに振り返って笑いあえたりできたらいいな、というのがひそかな人生の目標かも?
なんて。
さっき、定年退職されるシニアの方々のお話や、転職で年度末で職場を去ってしまう同期の退職スピーチをしみじみと聞きながら考えていました。

なんだか、話が横道にそれたけど(^^;
色々あるけど、私たちはまだまだこれからだし!

ちょっとくらい遠回りすることになったって、そこでしか見られない景色もあるはず。
これまでの全部が無駄じゃないように、最後に笑えるように、与えられた場所でどう動くかは自分次第。
与えられた場所が窮屈過ぎたら飛び出したっていいと思うけど、でも、きっとどこにいたって大丈夫だと思います!
この2年間みていて、そう、心から思います。

なんだか、やっぱり言葉ではうまく伝えられない気がして。

蛇足かもしれないけど、8tracksでMIXを作ってみました。

2013春。mix
http://8tracks.com/nacomint/2013-mix

おつかれさまでした!
そして心機一転、また一緒に頑張って行きましょうというエールを込めて.+:。゚.+:・

*1:http://d.hatena.ne.jp/lidtech/

*2:私はこういうインフォーマルなウェブの場では名前と所属を出したくなくて、まあわかる人にはわかるとしても、組織を背負わずに自由に書きたいな~、と思うのですが、一方でその分実名で書いた記事や論文について言及するのがためらわれるなど、書けることに制約もあり。。。気付いた人がいてもオンラインではなるべくそっとしておいてください(^^;

*3:本体の方の輪読チームは2011年3月14日にミーティングを予定したまま3.11を迎え、なんだかそれどころではなくなってしまってしまったのでした。。。

*4:主にwithout techな話題の時