めじるし。

右側の、ふたつめの星を朝までまっすぐ。

インド編1.5 インドの朝ご飯。そして地図と携帯の入手。

忘れたころにぬるっと更新。

2012年12月5日前篇。


二日目だけど、一日目は移動日だったので、実質の出張初日。

しかし、だいぶ長くなったので、前後編に分けました。というわけで、今回のナンバリングは1.5。(下書きだけは12まで作ってあるのですが・・・いつアップできるの!? ><)

さて。
この日の予定は、まずは赴任予定の機関(IEG)に訪問し、日本から連絡していたライブラリアンに図書館を案内してもらうことと、その機関所属のとある研究者の方にうちの職員からのあずかりものを渡すこと、そして夜にDELNET*1のレクチャーに参加することについてアポをとっていました。

ただし、午前中はフリーだったので、このすきにホテルのまわりを散策しつつ、ルピーの両替と地図の入手と携帯電話の手配をしようという算段をしていたのですが・・・。

ともあれ、腹が減っては戦はできぬ。というわけでインドに着いて最初の食事。
あさごはん♪あさごはん♪

【ホテルの朝食】

朝食つきの宿泊プランだったので、10:00までに食堂にいけば、ビュッフェ形式のご飯が食べられました。
メニューはその日によって若干違うものの、基本的に、

  • トースト用食パン(ジャムとバターはセルフ。トースターでその場で焼く。)
  • インディアンブレッド類(普通のローティー/いわゆるチャパティ?とか、プーリーみたいに揚げてあるのとか、日替わり。)
  • ボイルされた野菜(味付けがない)
  • フレッシュジュース
  • ポリッジ(どろどろしたおかゆみたいなもの。英国の児童文学だとだいたいこどものきらいな食べ物としてでてきてたので、なんとなく手を出さず・・・味は未確認です(^^;
  • ヨーグルト
  • シリアル
  • 紅茶・コーヒー(お湯が沸いていて、ティーバッグ/インスタントコーヒーと粉のミルクとお砂糖がおいてある)
  • 卵系の何か(ゆで卵やチッラーっていう卵焼き的なもの等。日替わり)
  • カレー味の何か(豆やお芋が具。日替わり)
  • バナナ
  • カットフルーツ

etc
なラインナップ。

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毎日カレー味!!

ボイルドベジタブルズがほんとにゆでただけみたいで、味がなくて美味しくないんだけど、生野菜は危険だし*2、でも野菜は食べたいし、で、味のない温野菜をローティーとかにカレーと一緒に包んで食べたりしてました。
ドレッシングがあればいいのに・・・。
カットフルーツは、ボーイさんがすすめてくれて、断るのも悪いし、と思ってお皿を受け取ったけど・・・
大丈夫かなぁ。。。水道水で洗ったりしてたらアウトだけど・・・欧米人も泊まってるホテルだし!
と、やっぱり新鮮なものが何か食べたかったので意を決して食べてみたら大丈夫でした!
10泊したけど、フルーツはだいたいスイカかメロンかパパイヤがローテーションしていました(^^; スイカが美味しかったな。残念ながらマンゴーはなかった。冬だから?それとも高いのかなぁ?
ドリンクバーみたいになっていたデルモンテのFour Seasonsっていうミックスジュースが美味しくて、毎日おかわりして飲んでいました。
デルモンテだから、日本でも売ってるのかな~?と思ってググったけど、輸入食品の通販サイトとかでしか扱いがないみたい。残念。
前日の疲れから、ちょっと遅めに食堂にいったら、あまりお客さんがおらず。
最後の方は私ひとりになってしまいました。
暇になったボーイさんから、どこからきていつまでいるのかとか、おきまりの質問。
日本からきたって言ったら、東京に友達がいるとのこと。
背が高くてなかなかいけめんなそのボーイさんは、その後毎朝私をみるとその友達から習った、という日本語の挨拶(おはようございますとか)をしてくれました。
腹ごしらえがすんだところで、アポは午後からだったので、まずはホテルのまわりをぐるっと散歩しつつ、地図や携帯を売っているところを探すことに。
でもその前に、両替しつつ(インドルピーは国外持ち出しできないことになっているので、日本では両替できません。)、午後の移動の時間を計算して、ホテルのレセプションであらかじめ移動用の車を手配しておくことにしました。

銀行か両替屋さんに行ってもよかったけどまだインドに不慣れなもので、とりあえずホテルで両替できるかきいてみると、OK!といってどこかに電話をかけ始める・・・。
なにやら今日のレートを確認している模様。
メモしたレートを見せられ、うなずいて、いくら分両替するかを伝えたら、今からくるからちょっと待ってろ、と・・・。
えー?
ここで両替してくれるんだよね???と頭にはてなマークを浮かべつつも、まあでもレートはそんなに悪くないし・・・と、待っていると、なにやらバイクでホテルにやってきたおにいさんが、ルピーの現金を出すではありませんか・・・!

I need some small change.と、旅行英会話のテキスト的なフレーズを繰り出しつつ、チップ用の細かい金額のお札も混ぜてもらい、一緒に枚数を数えました。

しかし、バイクでおにいさんが無造作に現金運んでくるなんて、こんな対応は初めてだったけど、まあ、インド(というか海外)自体が二回目だった私は、普通はどうなのかよくわかっておりません(^^;
ストリートの両替商と提携してるのかしらん。。。
前に泊まったゲストハウスは、レセプションで直接両替してくれたけど??

しかし、ここは口頭のやりとりだけで、特にレシートとかはなかったような・・・。
なんだろう、闇両替商的なことなのかしらん?
記憶が曖昧だけど、パスポートはちゃんとみられたような気はします。

さて、当座のお金を入手したところでタクシーの手配です。
DELNETのレクチャーには、IEGから同乗して連れて行ってもらうことになっていたので、目的地に片道でおろしてもらうことを伝えたら600Rs.とのこと。

帰ってきてからホテルで支払いする制度。たぶんちょっと高めかもしれないけどこれなら、なめられてぼられないから安心!

もし、一日借り上げる場合には8時間80km以内で1400Rs.とのこと。それ以降のオーバー料金はメーターと時間に応じて追加で払う仕組み。

特に説明のパンフとかチラシみたいなものはなく口頭説明なので、しっかりとノートにメモ。
 
 目的地はIEG、と言っても観光地と違って場所がわからないと思ったので、デリー大学ノースキャンパス内にあるということを伝えて、だいたい車でホテルから何分くらいかかるのかを聞いたら、30分~1時間とのこと。(道路状況による。)
通勤ラッシュの時間帯じゃないけど、迷子になる可能性等も加味して13:00にタクシーを呼んでもらうことにして、ホテルの外へ。
ドアを出て、左右をきょろきょろしたら、さっそくBOOKって書いてあるブース式のお店を発見!地図はあるかと聞いてみると、のきさきにぶら下げてあった薄い地図帳を出してきて、開いて「今いるのがここ!」と説明してくれる親切ぶりw
ほんとは開くタイプの一枚ものの地図がほしかったんだけど、まあこれでもいいや!と、当初の目的のひとつめを軽く達成。
次は携帯ね。携帯・・・・・・・うーん?うろうろと歩き回ってみるものの。
ホテルの周りは、旅行鞄だの靴下だの靴だのいろんなものがごちゃごちゃと売っているもののなかなか携帯屋さんはみあたらず。
まあ今日はもうアポ確定してるから、見つからなかったら別な日に車で行って電気街的なところで買ってもいいかな?と思っていた矢先に、モバイルを売っているお店がちらほらと。
ガラスのドアからショーケースをちら見しつつ、オープンな感じのドアがなくて店先にお兄さんがいるお店で聞いてみることに。
ちょっとやりとりをしたら、そこはどうも、普通の通話のみの電話(たぶんSMSくらいはできるんだろうけど)しか置いてないみたいで、スマートフォン的なものがほしければ道を渡った反対側の店に行きな!といわれてしまった。。。
おーぅ。
さっき覗いたガラス張りのお店ね。。。
なんとなく敷居が高くて入りづらい感じがしたんで遠慮したんだけど~~~。

意を決して信号のない道を渡り(現地の人の動きをみつつ、周りの人にくっついて渡るべし。)入りづらいスマホ屋さんへ!

あ、でも、ちゃんとスペックと値段が書いて貼ってある。これならわりと選びやすいわ~。
と、きょろきょろ見て回りつつ、これ、アンドロイド?とかいろいろ聞いて、結局サムソンインディアの小ぶりなタッチパネルのモバイルを買いました!

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基本的なアプリは入ってて、日本円で4500円くらいかな?
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日本のスマホ(これも女子向けの小ぶりなタイプ)と比較。
ちっちゃくてかわゆい。

インドはSIMカードと本体は別売りとのことだったので(これは事前に調べた)ついでにそのお店でSIMカードはどこで買えるか聞いてみました。

そしたら、駅前にボーダフォンがあるからそこで買うようにと教えてくれて、その日はもう車を手配した時間が迫っていたので翌日いってみることにしました。
(あと、方向音痴なのもあり、地図持ってても駅がどこかあんまり自信がなかった(^^;

とりあえず必要なものはゲットした!(SIMカードはまだだけど。)
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さて、車を予約した時間の10分前にホテルに戻ってみると、レセプションデスクで「もう車きてるよ!」と言われ・・・(・・;)
えー!こっちはまだいったん部屋に戻ろうとおもっているというのに、荷物と心の準備がまだできてない!
「10分待って!」とダッシュで部屋に戻ると、貴重品だけの小さいバッグからいろんな書類だのが入った仕事用の大きいバッグを持ち、バザールでほこりっぽくなったのでうがいするなど、身だしなみを軽く整えてロビーにまたダッシュ!

「おまたせ・・・!」というと、ドライバーを紹介してくれて、「お金はホテルに戻ってからここで払ってね」と念を押されてようやく出発です。

つづく。

*1:Developing Library Network

*2:野菜そのものがというよりもそれを洗っているお水が危険な可能性が高いのです。水道水だとわりとアウトらしい・・・