めじるし。

右側の、ふたつめの星を朝までまっすぐ。

インド入国までの道程~リサーチビザ取得編~

あっという間にインドにきてから1ヶ月たってしまいました。

でも物事はゆっくりちょっとずつしか進んでおらず、インド人の時間感覚は悠久ですね。。。

日本はゴールデンウィークまっさかり、という感じでしょうか?
うらやましいです・・・。

5月ともなるとデリーは毎日40度超えてます><
暑いです!!でもドライバーさんに「Is it the hottest season in India?」
と聞いたら「まだまだ始まったところだよ!」とのこと。。。
これから45度とか超えることもあるらしく、戦々恐々としております。


さて、前にもちょっとだけ書いたと思いますが、インドは180日以上滞在する場合、入国後14日以内FRRO(Foreigners Regional Registration Office)というところで外国人登録をする必要があります。

これがどうもかなりの曲者らしく。

インド赴任経験者からは一様に大変だったという感想を聞くし、ちょっと検索するとブログとかでもさまざまな体験談がヒットします・・・。

しかし、ウェブ上での体験談はたいていビジネスとか雇用ビザで赴任されている方(か、帯同されてきているその奥様)のものが多く、私のようなリサーチビザの場合にはまた提出書類が違ってくるようです。

大学院等に留学する場合には学生ビザもあるのですが、どうやら、博士後期あたりからはこのリサーチビザを求められることもあるようです。
参考: http://www.koredeindia.com/007-07.htm#0721

しかし私は学生ではなく、現地研究所のAffiliated Researcherというステータスで赴任しているので、選択肢としてはリサーチビザのみになります。たぶん。
*1

このカテゴリのビザは取得に関してもけっこう情報が少ない・・・。(このビザで渡航する人自体が少ないのかもしれないけれど・・・)

というわけで、なんらかの参考になればと、まずはリサーチビザでのFRRO登録の体験談の前にリサーチビザ取得編をアップしたいと思います。
ただし、最終的な発行を行うビザ申請センターとのやりとりは私は代理店にお願いしてしまったので、その前の大使館とのやりとりがメインです。(ビザセンター周りの情報はけっこう詳しいものがウェブにいろいろあるので、検索してみてください。)


インドは、ビザの発給を大使館ではなく「ビザ申請センター」という機関に外注しているので、詳細はそちらのウェブサイトに載っている・・・はずなのですが
http://www.indianvisaatjapan.co.jp/index_jp.html

リサーチビザについては

申請者は、オンラインビザ申請をする前にインド大使館東京で特別許可承認書を得る事が必要です。 (電話03-3262-2391)

1.日本国籍者基本必要書類1から3、および4と5(該当する方)
外国籍者基本必要書類1から6、7など該当申請書を用意してください。

2.インド大使館東京からの特別許可承認書のコピー

と書いてあるのみで、まず、大使館からの「特別許可承認書」とやらをもらうために必要な手続きが載っていないという・・・。

うちの会社は海外赴任の際のビザ手配を一括して外注しているのですが、そこの代理店担当者もインドのリサーチビザはあまり経験がないということで、何度たずねても要領を得ず。。。
雇用証明書は出るんですか?とか言われたり。。。
だから私の場合は雇用ビザじゃないんだって・・・!

以前リサーチで赴任していた諸先輩方に話を聞いてみると、赴任先の機関からのインビテーションレターと、推薦状(3通も!)が必要とか、大使館での面接がある、というようなことがわかりましたが、ビザセンターができる前の情報もあるし、今と前とでは条件や手続きも違う可能性があり。

とりあえず、先にインビテーションレターが必要なのだろうことはわかっていたので、まずは赴任先に正式なAffiliationの申請をすべく、英語で研究計画書アカデミックCV(研究者版の職務経歴書。英語で書く。)*2を泣きながら作成して、その他の必要事項を埋めて申請書類を提出。

実際には前年の出張時に訪問して、メールでもやりとりして、Affiliationオッケーだよ、というような回答をもらってはいたんだけど、やはり正式手続きは必要です。

研究計画書自体は「日本語では」何度か書いたことがあったし、実際、今回の赴任に当たっても社内の内部審査のために研究計画を提出していたので、それを外注して翻訳してもらえば?とも言われたのですが、これまで、何度か仕事で出した外注の翻訳会社では、あまりよくない印象があったので、自分で書き直すことにしました。

元々、翻訳に出すことを前提に文章も書いていればいいんだと思うけど、日本語で成立するように書いた文章を英語にそのまま訳すと、構成がおかしいんだもの。。。

日本語だと、まず研究の背景と目的、みたいにゆるっと背景書いてから「そこで、本研究では・・・」っていう感じだけど、英語だとまず、最初に目的をどーんと簡潔に書いてから背景とか説明すること多いし。

内部の日本人向けに書いているものと、インド人向けに書いているものでは背景の説明すべきポイントも若干違うし。


でも、書き直してみて、かなり自分の英語力にへこみました。。。上司にみてもらっても意味わからないとか言われるし。。。
最終的には、ゼミの先生に泣きついてだいぶ手をいれてもらいました。。。


本当は私がそっちをやっている間に代理店に大使館かビザセンターに問い合わせしてほしかったのに、なんどせかしても代理店が要領を得なかったのでとりあえず自分で大使館に電話をしてみることに。

まず、上記のサイトにあった問い合わせ番号にかけると、アナウンスにしたがって内容別に番号を選択していく形式になっていました。

しかし、うちの会社の電話機がトーン回線?なんかそういうのじゃなかったらしく、何度やってもうまくつながらず。。。絶対なにかがおかしい・・・と思って自分の携帯からやり直したらやっとうまくいきました。。。

何度、Thank you for calling Indian Embassy Tokyo Japan!っていうアナウンスをきいたことか。。。

そして、番号選択で「日本語」「ビザに関する問い合わせ」、っていうところを選択してつながった!と思ったら、「うちじゃありません!ビザセンターにきいてください!」とにべもなく断られる・・・(・・;)
だってビザセンターのページに大使館に聞けって書いてあったのに!!「リサーチビザなんですけど・・・」と食い下がっても、ビザセンターに聞くようにとの一点張り。

最終的には、番号言うからメモしてください!と有無を言わさずビザセンターの電話番号を言われて切られました・・・。ひどい・・・><

今思うと、あれは、りょうじぶにつながっていたのかも?

ビザセンターにかけろ、と言われたから、こっちでも違うって言われるだろうなーと思いつつ仕方なくかけてみたら、予想通り「うちじゃないです。大使館に聞いてください」と言われる。「でも大使館がビザセンターに聞けって・・・」と食い下がったら、「担当部署はPIC wing*3というところです。」と言われ。

とりあえず、部署名を聞いたので、今度は大使館の番号案内で選択するときに、機械の案内じゃなくて人間が出るであろう「受付」を選択して「May I Speak to the officer of the PIC wing?」とかなんとか言って、受付の人にその部署につないでもらい。
でも、その先、複雑な内容を電話で聞き取れる自信がなかったので、保留の先で「日本語話せる方はいますか・・・」と適当な英語で言ってみたら、日本人の方が出てくれました・・・。
よかった。。。英語の電話、音が聞き取りにくいし、表情わかんないしほんとに苦手。。。顔を見てゆっくり話せばまだなんとかなるんだけど。。。

そして、事情を説明し、必要書類のリストと、記入するフォーム(なぜか何度もコピーを繰り返したであろう背景のつぶつぶ汚れ(?)を含む斜めったったスキャンの画像データ・・・)と注意事項をメールで送ってもらいました。

その都度必要書類や部数は変わる可能性がある*4ので、ご自分で問い合わせる必要があるかと思いますが、基本的には下記のとおりです。

  • 4ページくらいある申請書(英語/ヒンディー併記)を埋めること*5
  • 証明写真(背景の色やサイズに気をつけて!)
  • パスポートのコピー
  • 研究のシノプシス*6
  • 受け入れ先機関からの承認書(公式レターヘッド・直筆サイン入り。単なるインビテーションではなく必要記入事項が決まっており、指定の書式あり。)
  • 現在の雇用者(または在学中の大学)からの、ノーオブジェクションレター
  • 3人の教授・研究者等からの推薦状

推薦状は全部、現在の所属から貰う必要があるのかな?と思ったけれど、各方面に相談したら外部のも混ぜたら?と言われたので、私は直属の上司である図書館長(一番詳しく私の職歴や赴任に関する背景等を書いた)と、うちの会社の南アジア研究者で以前同じ機関に赴任していた方(私が研究会に出席していたことや、その機関との関係性などを書いた)と、学部・大学院時代の指導教官の先生(私の図書館情報学的な研究におけるキャパシティとかを書いた)にお願いしました。
これは以前赴任していた方に例文を見せてもらい、さらにネットでいろんな英文推薦状をカンニングしつつ、一応自分のステイタスにあった形で下書きして、ご本人に見てもらい、内容や文章を手直してもらってからサインを貰いました。
これも、それぞれの方の属機関公式レターヘッド用紙(あればカラーのほうがいいです!)で直筆サインが必要です。ここ重要。


申請書も学歴、学位や家族の情報はもちろん、過去10年に行った事がある外国とか、インドへの渡航経験があれば、その日程と訪問先等を書かされたり、色々と細かいです。

そして、大使館の方のいうことには、「リサーチビザの場合には、発行後4週間インドに入国できません」とのこと・・・(・・;)

えー。そしたら2月中に出なかったら完全に年度内出発はアウト・・・!><

インドの研究所からのインビテーション(オリジナル)がないと申請はできないので、書類はEMS(国際スピード郵便。インドからだと最短4日くらいで届く)で送ってくださいね・・・?と念を押しつつ審査の進捗をじわじわと待ってみるものの、なかなかこない。。。と思っていたら、なぜか新潟の実家の弟から「なんか(姉)の名前で英語でメール来たんだけど?」って添付にインビテーションのコピーがついたメールが転送されてくるではありませんか(・・;)

なんで実家に!?

Emergencyのときの連絡先っていうところに書いていたから?
でも、緊急連絡先って言ったら普通本人に何かあったときだよね???
なにゆえ。。。

しかし、とりあえず、弟が気づいてくれてよかった・・・。

オリジナルのレターはまさか、実家(新潟)に送ってないよ・・・ね・・・?と思って、メールでどこに送ったか確認したら、そのまさかです。。。
悪い予感は的中するものです・・・。
郵便も新潟に送っているというではありませんか。。。
しかもEMSって言ったのにRegistered Air(国際書留)とな。。。
まあ、エアメールでもこれまでの経験ではなにもなければインドから1週間くらいで届くと思うけど新潟から転送してもらうのにまた時間がかかるじゃないか><
仕方ないので実家に連絡して、なんか英語でインドから書類が届いたらすぐにこっちに転送して!!と連絡しておきました。


そんな紆余曲折を経て、なんとか書類をそろえて、大使館宛に提出・・・。


次は面接*7なのですが、この日程がなかなか決まらず。メールをしてみても返事もこない><。

1月は共和国記念日(今年は安倍首相がゲストで招待されていた国民の祝日。)の近辺だったりして忙しいのかな・・・。と思っていたけど、しびれを切らして再度大使館にメールをしてみるもやっぱり返事がないし、なるべくメールで連絡してほしいといわれていたものの、らちがあかないので電話をしてみることに。

しかし、電話がつながらない・・・・!

今度は、以前電話したときに内線番号を聞いていたので、音声ガイダンスのあとに直接内線番号を入力したんだけど、コール音がしばらくなった後「ラインがビジーです」的なアナウンス(英語)が流れてぶちっと切れたり、やっと人が出て「May I Speak to・・・」と担当者を呼び出してもらおうとしたら「いない」と言われたり。
またかけなおしたら「One Minute(これ、Wait a momentのことだと思うけど、インドの人よく言います。ヒンディー語だと“エーク(1)ミナット(分)”)」と言われて保留にされたのに、1分どころか5分以上ずっと保留音を聞かされ続け、そして突然ぶちっと切れるという・・・・「えぇぇぇぇ~!?」電話でこんな仕打ちは初めてです。。。

気を取り直して、午後にまたかけてみたら、今度は無事担当者につながりました。

私が送った書類は見てもらえたかたずねてみると、まだ・・・とのこと。。。

では面接はいつごろしてもらえそうか、と聞くと、担当官が出張で札幌に行ってます。と・・・。
なぜかさっぽろ雪祭りにインドのプロジェクションマッピングが出展してたので、それ関係?などと言われつつ、出張じゃしょうがない。。。戻ったらなるべく早く見てもらえるようにしてください!><とお願いして、とりあえず電話を終えました。

ちなみにこちらにゆきまつりの件は詳しくかかれてます。プロジェクションマッピング動画もあるよ!
http://etours.jp/india/archives/5714

この時点で2月に入っていたので、4週間入国不可、という制限を考えると、そろそろ年度内赴任のタイムリミット・・・。

あせった私は、このまま待ってたらまた放置される・・・と思い、電話がつながらないのに懲りたので、今度はメールで具体的に何日と何日と何日の担当官の方のご都合はいかがですか?この週に面接をしてもらいたいです。的な内容を送りました。(でも、電話する前にはメールも完全無視されていたんだけど。。。)

すると、今度は向こうからすぐに電話が来て「出張がなくなったので、2/11にこられますか?」とのこと。日本は建国記念日で祝日だけど、インド大使館的には営業日だそうな。
「もちろん、いきます!」と二つ返事。(しかし、出張が「なくなった」っていうのはどういうことよ・・・???)

そして。面接当日。

英語で研究計画を書いたものの、先生や上司や先輩にかなり助けてもらってやっと書き上げたし、その場で質問されてちゃんと口頭で説明できるか非常に緊張しつつ大使館に行くと、担当官のインド人は優しそうな女性の方で。

私のブロークン・イングリッシュもニコニコしながら聞いてくれて。

質問は研究内容と、現地での仕事のパターンや休日の予定(なんで?怪しい行動しないように?)とか、インド渡航暦とそのときに訪問した具体的な場所や、ほかの海外渡航暦に関してなどでした。

しかし、あまりに私の英語がブロークンだったので、逆に「ヒンディーはしゃべれるの?」とたずねられる始末。
「うっ・・・。ちょっとだけ・・・」とうろおぼえのヒンディーで言ってみたら、だ~~~っとヒンディー語で色々言われて、ブランクがあってなまっていたのもあるし、私の語彙は小学校低学年レベルしかないので、ぜんぜんわからず、目を白黒させていると「・・・。大丈夫、現地に2年もいればヒンディーも上達するわ」と慰められ。。。

「はい・・・。インドでもレッスン受けるつもりです。」

しかし、問題は書類です。

3部用意したうちの1部だけがオリジナル(原本)で二部はコピーでしたが、「オリジナルがない、オリジナルはあなたが持っているのか?」と言うではありませんか。
このときばかりはやさしそうな担当官の人も厳しい表情で、なかなか引き下がりません。

私は「3部全部オリジナルじゃないといけなかったんですか? 私は2部はコピーでもいいと思っていました」と言ってみるものの、どうも話がかみ合わない。

これ、前にビジネスビザを取ったときにもあったんだけど、サイン入りのオリジナルのレターにもかかわらず、「これはオリジナルじゃないでしょ」って難癖をつけられるパターン。
前のときは再生紙に白黒で印刷したものに、ボールペンでサインしてもらってたんだけど、それがオリジナルに見えないといわれて、英文の書類にもかかわらず、公印(日本語の契約書とかに押すやつ)を押してくるようにと代理店の人がつき返されていました。

今回は正式なウォーターマーク入りのレターヘッド用紙だったのに、「これはオリジナルにみえない・・・」と言われ。
うちのレターヘッド、ごくシンプルな白地に黒なのがいけないと思う。。。
インドの研究所が発行してくれたカラーの方は何も言われなかったし。。。
でも、目の前で言われているので、「これは、フォトコピー(再生紙)でこっちがオリジナルで、ほら、紙が違いますよね?これがうちのオフィシャルレターヘッドのオリジナルです。」と言い張ったらゆるしてもらえました。

思うに、インドの人の書類のサインって、なぜかいつも青いボールペンなんだけど、日本だと黒のほうが多いじゃないですか?(青でもいいと思うけど)
インドに提出するときは、せめてサインを青にしたほうが、コピーと疑われる率が減るんじゃないかとふと思ったり。(単なる推測ですが。)

そんなこんなで、研究内容を確認し、私が怪しいものではないということが理解してもらえたようで。
ブロークンイングリッシュだし、ヒンディーもだめだし、逆に頼りなく見えたのか「インドではヘルプしてくれる人は誰かいるの??」と単身での渡航を心配されてしまったり(^^;

面接が終わりの雰囲気になってきたので、「どうしても3月に出発しないといけないんですが、何日くらいで承認書は発行してもらえますか?」とたずねると、「何日とはいえないし、ほかのイシューもあるけど、なるべく早く発行できるようにトライしてみるわ」と言われ。「でもビザが出てから4週間は入国できないんですよね?承認書出たあとにビザセンターに行くんですよね?」と食い下がってみたら「うーん?まだEnough timeじゃない?」と。
その時点で2月11日。タイムリミットが迫っている上に2月は28日しかない。
ほんとにイナッフか・・・ぎりぎりだよ~><と思ったものの、そこは信じるしかない。
でも、彼女はけっこうてきぱきしている印象だし、信頼できそう。
「ぜひ、よろしくお願いします。今日はお時間割いていただいてありがとうございました。お会いできてよかったです。」と笑顔で握手をしてオフィスを後にしました。

後日談。

彼女は本当に急いでくれたようで、火曜日に面接して、金曜の夕方に「承認書が出ました」と日本人の担当官の方からスキャンコピーが添付されたメールが!おお!!ありがたや!!
さっそくスキャンコピーを代理店に転送して、その他の必要書類は送ってあったので、これでビザセンターの方よろしくお願いします!!とメールしました。

で、大使館からは「直接とりにきますか?送りますか?」と聞かれたので、金曜の夕方で今から都内に出て大使館に向かったら閉館までに間に合わないし、月曜は午前にはずせない会議があって夕方予防接種の予約を入れていたためちょっと身動きとれない感じで。
「申し訳ありませんが、送っていただけますか?できれば速達にしていただけると大変ありがたいのですが・・・」と言ってみました。
まあ、最悪速達じゃなくても都内からなら通常2日くらいで届くはず、と思ったのが甘かった・・・。

3日たっても届かない・・・。3日目に、午後の郵便仕分けで届くかなー?と思っていたのに手に入らず。
その後午後にはアポがあったので打ち合わせを終えたあとさすがに不安になって電話をかけると・・・「すみません、まだ手元にあります。。。」とな!?
私、あれだけ急いでるっていったじゃん!!><

「・・・。状況はわかりました。明日、朝イチでとりに伺います!」(首洗ってまっとけ!)

と、電話を切った後、とりあえず、代理店にも電話をかけ、状況を説明し。

承認書のオリジナルと、パスポートのオリジナル、そして申請書類(オンラインで入力して作成)に本人の署名が必要だったので、大使館で承認書を受け取ったその足で待ち合わせをすることに。

でも、大使館対応ではいまいち要領を得なかった代理店の担当者さんですが、ビザセンター対応は慣れたものでした!

メールで転送しておいたスキャンである程度まで手続きを進めておいてくれたので、オリジナルのパスポートを渡したら「たぶん2,3日で発給されると思いますよ」とのこと。素敵!!

この時点で2月21日。4週間のリミットぎりぎりかもしれないけど何とかなりそう!?

その後、ぎりぎり2月の最終週に、大使館(別の部署)から電話があり。「本日付でビザ発給予定ですが、何日のフライトで入国しますか?フライト番号と旅程表を送ってください。」と・・・
よ、よかった!!
しかし、私はどうしても3月中に出たかったけれど、ビザが間に合うかわからなかったのでフライトはまだ予約していなかったのでした・・・。
「えーっと、逆に今日付けでビザが出るっていうことは、何日から入国してもいいんですか??」と一応確認。
電話の向こうで英語で確認のやりとりをしていたけれど、結局きっかり4週間(翌月の同日)から可能、とのことでした。(でもその電話では、なのでその都度変わることもあるかも?)
そんなこんなで、関係各部署と相談して、フライトを手配して、決まり次第メールでItinerary送ります、と電話を切りました。

しかし、これまでのいろんな諸々から、「発給予定です」って言われても実際に出たビザをこの目で見るまで信じられないわ・・・。と疑心暗鬼に陥っていましたが、代理店さんから受け取ると、ちゃんと、言ったとおりの日付で発行されていました(^^;
そして、今に至るというわけです。


しかーし、このビザの下のほうに「three entries per year」っていう但し書きが・・・?

こんなの聞いてない・・・!
年間の入国が3回までに制限されているっていうこと?
Yearってどこから数えるの??1-12月?それとも入国日から??

予想外の制限に戸惑いを覚えつつもまあ年度内に出られただけましということかな?と自分を慰め。
でも周りの人にもこんな制限あるってきかなかった。。。
私だけ??
まあ、最初1回入ったら年間1回くらいは里帰りできるってことかなー?でも国際会議とかも行くかもしれないのになー。。。もしものときに緊急帰国とかするかもしれないし、あんまりみだりにインドから出られないのね。。。
本当は、バングラデシュとかスリランカとか周りの南アジア諸国にも行ってみたいなーと思っていたのですが。
まあ、人生そんなに甘くないって言うことですね!

ここは腹をくくって、2年間、インドにどっぷりつかってきたいと思います! ><

さて、いつものごとく、だいぶ長くなったけれど、次はFRRO編

ほんとはこれをちまちまちょっとずつ書いていた間にも、日常生活でのいろんなトラブルやハプニングが・・・(・・;) ほんとにインドって日本では考えられないようなことが平気で起こる国ですね。。。
なので、もしかするとエピソード前後するかもしれないですが・・・

*1:個人的な事情としては、一応、1年前の出張時に作ったビジネスビザが3年間有効だったんだけど、赴任期間の途中で切れるし、招聘状も今度は赴任先の研究機関から出してもらうため、ややこしい。

*2:英語で書いた論文の業績が少なくて泣きました。。。最終的には日本語で書いたものも全部勝手にタイトル翻訳して[in Japanese]ってしておいた。。。英国とかの大学の就職支援センターみたいなところのウェブサイトを見ると、研究職志望の学生向けにアカデミックCVの書き方が載っていたりします。

*3:文化・教育担当の部署らしいです。

*4:実際、スキャンしてあった画像に書いてあった部数と実際に必要と言われた部数が違いました。

*5:これ、Wordとか編集可能な形式でくれたら手書きせずにすむのに・・・。検索してたら別の国の大使館ではword版がありました。。。でも私がもらったのは画像なので素直に印刷して手書き。

*6:これは赴任先機関に出した研究計画のタイトルを変えて流用しちゃいました。シノプシスっていうよりも詳しい内容だったけれど・・・

*7:これは研究計画の内容によっては、大使館の判断で省略される場合もあるようです。