インドに来て半年が過ぎました。
(旅の写真を追加してみました。)
いつの間にかもう10月ですね。
もはや日本はすっかり秋模様っぽい雰囲気をインターネット越しに感じています。
なんか日本では妖怪ウォッチ?とか「ダメよー、ダメダメ!」ってはやってるっぽいけどなんだろう?と思ってYoutubeでみたりしてましたwww
私、これすごく上手に物まねできる気がするけど、帰国する頃にはもうはやってないんだろうな。。。
さてさて、こちらはといいますと、インドはまだ日中は30度を超えていて暑いんだけど、朝晩はなんとなくすずしくなってきたかなー?という感じ。
一応もう雨季は終わりなんだと思うけど、例年はこの時期もっと涼しくなってるはずが、今年はUnfortunatelyに暑いって言われましたw
半年かぁ。。。
もう半年、されど半年。
任期は2年なので、今やっと4分の1が終わったところ。
けっこうもうお腹いっぱいですが、調査もまだまだだし、まだヒンディーもちゃんとしゃべれるようになってないしね。。。
あ、そういえば、ヒンディー語のレッスン、始めたばっかりだったのに先生に辞められてしまい><
私のレベルが低すぎたのか、レッスンフィーが低すぎたのか・・・。
お金の問題じゃないからねってSMSに書いてあったけどどうかなぁ。。。
最初、1レッスン(1時間半)で1000ルピーって言われて(日本円で1700円くらい)、ほかの人に聞いたら高いと思うって言われたので、ちょっと値切ったほうがいいかと思って、落としどころを800くらいに設定して交渉スタートに「700ルピーでどう?」って言ってみたら、ちょっとさびしげな表情で「いいよ、バーゲニングするのはあんまり好きじゃないんだ」って、そのまま決まっちゃったので。。。
その後、別のアポが入って私の都合で一回休んだんだけど、それ以外で当日ドタキャンが2回続き。。。しかも2回目は別の曜日に振り替えレッスンを向こうから指定してきたのに、それもキャンセルになるという。。。(つまり3回ドタキャンされたのね。。。)
最終的には、振り替えレッスンの予定だった時間になってもなかなかこないなーと思って、電話しようかと携帯を手に取ったらSMSで「忙しいからもうレッスンは続けられない」ってメッセージが。。。
自分から振り替えレッスンの曜日と時間指定してきたのにどういうことよ!?
最初に大学の時間割見せてくれて、あいてる曜日3つくらいあったのに!!
それで、ドタキャン続きのまま終わったから最初のレッスン料金払ってないので、もう一回会いませんか?って言ってみたら月曜か日曜なら毎週終日あいてるよって言われた。。。
それなら月曜に教えられるじゃないか!?
その後、インドの連休があったりしたのでまだ再会は果たしていませんが。。。
そんなこんなで、インド生活は予期せぬトラブルに見舞われますが、なんとかかんとか生きてます。。。
とりあえず、これまでのところ、メトロとオートリキシャ&サイクルリキシャ、露店での買い物と郵便局と美容院はクリアして、ちょっぴり経験値アップ☆
しかし、オートリキシャはいくら値段交渉しても事前にインドの人に聞いた適正価格に下がらず。。。完全になめられて、5台くらい交渉決裂して、最後にはあきらめて言い値で乗りましたが。。。
私が乗ろうとしてた距離だと相場は10~15ルピーって言われたんだけど、何台断っても30ルピーから下がらず・・・。
交渉段階で、10はあきらめて、20!って言ってみたら、メーターなんて使わないくせに、「20はメーターの初乗り料金だよ!」って言われたり。別のリキシャワーラーには「30は初乗り料金だ」とも言われたりしたので、これも完全に方便ですな。。。。
でも、30ルピーって日本円で50円くらいだし、まあ自分で納得して払う分にはいいか、と。
なんていうか、こう、外国人だからってふっかけられるっていうのが最初精神的にすごくいやだったんだけど、もうそれを気にしていたらこの国ではすごく疲れちゃうし。
ここはインドで日本じゃないんだし、外国人に高めにいうのとかもある意味文化の違いよね。
宝石だのじゅうたんだのの偽物に法外な値段とったりするのと違って、オートリキシャで25円くらいふっかけられたってそれはもう、納得して払うのもありですよ。たぶん日本で同じ距離タクシー乗ったら700円くらいかな?(初乗り)それを考えたら安いものです。
しかし、定額で長距離移動しても安い(初乗り8ルピー=約14円くらい)メトロでも別の種類のトラブルにも見舞われたり。
そのときは2駅くらいですぐ降りるし、と思って普通車両に乗ってたら、見知らぬ青年に「どこから来たんですか?」と声をかけられ。外国人がめずらしいのかと思い、日本から~とか適当に答えてたら、日本人の友達がいるよー、メディテーションセンターで働いてるよ、とか。
聞いてもいないのに俺はIBMで働いてるんだ、とか自己紹介をはじめ・・・。(ほんとかどうかしらないけど。。。)
そこまではまだよかったんだけど、どこで降りるのか聞かれて家のある駅を答えたら自分も同じ駅で降りるんだよとか言いだして・・・偶然に同じ駅に用事があるのかと思ったら、なんかずっとついてくる・・・(・・;)
さらに、この辺りで家を探してるから家の中を見せてほしいとかわけわかんないことを言い出し・・・。
いや、だって、私の部屋は今住んでるし貸しに出してるわけじゃないから家のなかみたって意味ないし。。。
いやー、家には入れられないね。とか言ってたら「なんで?!俺、日本人の友達いるし!」とか主張してくる。。。
日本人の友達がほんとにいたとしても、私はあなたの友達じゃないし!!
とりあえず、No!って言い続けたらあきらめて帰ってくれたけど、気持ち悪かった!!
怒らせても怖いから穏便に断るの難しいし。。。
普通に電車乗ってるだけでそんなことになるとは思いもしなかったけれど、その後はメトロに乗るときは女性専用車両に乗るようにしています・・・。
でも、インドの電車は人口が多いせいなのかすごく長くって、女性専用車両端っこだから遠いんだよね。。。
まあ、身の安全にはかえられないですが。。
そのほかでも公園散歩してたら、「海軍で働いてるんだ!」とかっていう青年(聞いてもいないのにIDカードを見せてくる)にしつこくナンパされたりも。真昼間だったのでそんなに怖くなかったけど、とりあえず、しばらく付きまとわれた後で「運転手が待ってるから!」って振り切ったけど。。。ガムとかくれたけど、なんか知らない人に出された食べ物とか飲み物に睡眠薬入ってるっていう話も聞くので貰ったまま食べないでいたら「何で食べないの?食べなよ!気ィ悪いなあ」って言われたけどあいまいにごまかして食べずにおいた。。。たぶん彼はそんなに悪い人っぽい感じはしなかったけどね。。。
どうやらその公園はデートスポットらしく、あちこちで若い男女がベンチや木陰に座っていちゃいちゃしていたので、たぶんうらやましかったんだと思われる。運動のために公園に来たから歩いてるんだって言ってるのに、しつこくベンチに座ろうと誘われた。。。
彼にナンパされる前には、インドのおかまさんカーストである「ヒジュラ」の人がいちゃついてるところを邪魔しにいってバクシーシ的なのを貰っていたwやっぱりいちゃついてるところにヒジュラさんにすごまれるとはやく去ってってほしいから、すんなりお金あげるよねww
しかし、ナンパするにもインド人同士ですればいいのにな。。。日本人の方が貞操観念がゆるいと思われてるのだろうか??(それにしては若者たちは公園の青空の下でベンチで膝枕してたりめっちゃいちゃいちゃしてたけど、、、たぶんちゅーしてる子達もいたような?)
そのときは、腕時計してたから「今何時ですか?」って聞かれるという超古典的な声のかけ方であった。。。
私、ついついそういうときに純粋に返事をしてしまうタイプなのがいけないのだろうか。。。
日本にいたときにはよく手相見せてください、とか宗教の勧誘的なのに声をかけられることが多かったし。でも、普通に道とか電車の乗り換えもよく聞かれるから、困ってる人なのかと思うと一瞬話聞いちゃうんだよね。。。
インドでも、近所の市場で野菜を買った帰りに道を聞かれて、教えてあげたこともあります(^^;
クリニックの面接に行くって言ってたから、医者の卵だったのかしら?
しかし、いっぱい人が歩いてるのに明らかに外国人風の私になぜ道を聞いたのかは疑問だけど。。。
インドもモンゴロイド系の人がいるからかなー?
しかし、道を聞かれたときはTシャツにジーンズとか洋装だったけど、「日本人?」って言われてナンパされたのは2回ともインドのパンジャビドレス着てたときだったな。。。
なんだか話がそれてきたけれど。
トラブルと言えばほかにも電子レンジから煙が発生したりとか、ウォーターサーバーが水漏れしてキッチンの床が水浸しになったりとか、それを修理に来るって言っても待てど暮らせどだれも来ないとか、ガソリン減りすぎ問題でドライバーさんともめたりとか、部屋の天井から水漏れしてきたりとか・・・。
電子レンジとウォーターサーバーは引越し早々のトラブルで、前から壊れてたので、大家さんに訴えたら新しいのを買ってくれました。。。
(これ、書いた矢先に、壁の電源スイッチから煙が出て天井扇が動かなくなりました。。。←New!)
もはや配達がなかなかこないとかそういうレベルではトラブルと思わなくなりました(^^;
あと、この半年の間に経験値アップしたことといえば、出張でビハール州に行ったのと、プライベートな旅行でマハラシュトラ州に行きました。
いやあ、デリーだけみててこれがインドだと思ってちゃいけないね!
インドは亜大陸と呼ばれるだけあって、やっぱり広いです。。。
ムンバイは都会でデリーより高いビルがたくさんあったし、海のまちの雰囲気があって。
旅行の目的地はムンバイじゃなかったので、ムンバイは空港から車で通り過ぎただけで、くわしくはみてないんだけどね(^^;
目的地は高原っぽい小高い土地のブドウ畑が広がるワイナリーで、その周りにある仏教遺跡やヒンドゥー教のお寺などなども見学しました。インド人のご主人とご結婚されて在住30年以上?のベテラン日本人マダムたちと、ムンバイ在住で日本語通訳(だんなさんが日本人)のインド人マダムと一緒に女性4人でワインツアー、楽しかった♪
ブドウ畑。
仏教遺跡。洞窟にこういうのがたくさん彫ってある。
私は行った事ないけど行った事あるマダムはアジャンタ・エローラの石窟にすごく似てると言ってました。そっちは撮影禁止らしい。
ラーマーヤナに出てくるシーターがさらわれた場所とされる。
その近くのガート(沐浴場)。牛の口から出てるお水にご利益があるらしいけど(清水寺みたいなもの?)やめておきました(^^;
巡礼ポイントとされる12のリンガのうちひとつがあるというヒンドゥー教のお寺。携帯もカメラも持ち込み禁止で靴を脱いで参拝する。1時間以上行列して、ご本尊を拝めたのはほんの一瞬でした。お寺の入り口に、天神様の神社にあるみたいな座ってる白い牛さんの像があって、みんなその牛さんの耳に願い事を囁いていたのでまねしてみたけど、日本語は通じるのだろうか(^^;
デリーは公園とか緑は多いけどあまり開けた景色が見えないので緑に囲まれた山がすごく近くに見えたり、子どもたちが川で泳いでたりするのをみて、ちょっと開放的な気分になったり。
ビハールでは首都のパトナで州政府刊行物集めたり、図書館を訪問したりしたあと、フィールド調査に同行させてもらってガンジス川にかかる橋を渡って、ネパール国境の村に行ったり。
これがかの有名なガンジス川!とちょっぴり感動w車で橋渡っただけだからよくわかんなかったけどw
一応、飛行機から見たガンジス川(たぶん)も。
農村では、藁できたおうちにウシとかヤギとかが普通にうろうろしていて(もちろんデリーにもウシやヤギはいるんだけど、もっと人間との距離感が近かった。)
壁に牛糞を平たくしたのを貼って乾かして燃料にするそうです。
ヤギたち。私の座ってる椅子の下に遠慮なくもぐりこんできたヤギの後頭部w
調査中の様子。いろんな人が集まってきたw
水道がなくて井戸水飲んでたり、グラスが1個しかなくて、金属の壷に汲んできたお水を一人ずつ順番に同じグラスをすすいで飲ませてくれたりとか。トイレがある家が村中で2軒とかしかなくて、おうちでトイレ貸してもらったり。
井戸。
でも見渡す限りの田園風景なんかは、米どころ新潟平野育ちとしては郷愁を覚えました(^^;
滞在中にもう少し色々なところにいけるといいなーと思うけど、調査費はもう残り少ないので出張するとしたら自腹だなぁ。。。来年度かな。
あと、あんまり一人旅が好きじゃないので、旅行に行くにも道連れがいないとなかなかテンションがあがりません。。。
とりあえず、11月に知人が遊びに来るので一緒にタージマハルには行く予定!
やっぱり、旅は道連れ、世は情け。
だんなさんといっしょに家族でインドに来てる人のブログとかみると、トラブルで大変そうなのは同じで、私だけじゃないのねー。。。って安心するけど、家族がいるのと一人できてるのではやっぱり違うな~と思ったり。
しかも、私の場合はオフィスもないし、日本人の同僚すらいないからな。。。
日本から出張でたびたびうちの会社の人がお土産くれたりするし、日本人の知り合いはいるけどね(^^;
インド人の友達とかできたらいいなーと思うけど、赴任先の機関では「友達」と呼べるほどの関係性を築くことはまだできていません。。。
元々人見知りなのもあるけど、あんまり挨拶以外の会話をする機会がない。。。
仕事邪魔しちゃ悪いかなーと思うし。。。
やっぱりコミュニケーションの基本は言語だな、と思ったんだけど、ヒンディー語は先生にやめられてしまうし、普通にしゃべれるようになるにはわりとまだ道のりが長い気がするから、とりあえずブロークンな英語をもう少しなんとかする方向にがんばってみようかな。。。